カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2021.04.07
20年くらい同じ法人との賃貸借契約が継続していたそうですが、コロナウィルスの影響で昨年の夏に、解約となり退去。空室になったとのこと。売りに出ていたその中古区分ワンルームマンション(東京)を購入したのが昨年秋(10月頃)。リフォームし、入居募集していました。
平時ではないため、購入時から入居付けに時間がかることは予想していました。
募集家賃は一度少々見直ししましたが、それほど下げていません。コロナ禍ですから、「家賃の問題でもない」(需要の減少)と思います。
通常であれば2月、3月には決まるところでしょうが、少し遅れて、4月に入っての入居申し込みとなりました。
今年に入ってから、エリアは違うのですがやはり区分ワンルームマンション(東京)を購入しました。ただし、そちらは入居者さんが入っており、現在も入居中です。
投資用区分ワンルームマンションは、一般的には入居中の物件が好まれます。購入してすぐに家賃が入ってきて、空室期間なく、当面のリフォーム代もかからないからです。
コロナ禍の今、一旦空室となったらこれまでと同じようにはいかず(すでに以前から入居付けが厳しいエリアや物件もありますが)、すぐには入らない、入らなくてもいいと思っておくのがいいでしょう。(もちろん、タイミングや物件次第のところはありますが。)また、高い家賃で入居してくれていた入居者さんが退去したら、募集家賃は下げざるを得ないでしょう。競合する物件が家賃を下げてきているので、ある程度合わせないと決まりはわるいと思います。
コロナウィルスの影響で、東京の賃貸市況も変化しています。
東京以外のエリアはどのようになっているのでしょうか。
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美