カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2021.06.03
先月末、中古の区分ワンルームマンション(東京)の売買契約(購入)しました。残代金決済引渡しは今月中の見込みです。入居中の物件です。ワンルームですが、バストイレ別で、30㎡くらいあります。最寄り駅からは7分と少し歩きますが、この場所で7分であれば大丈夫だと思います(最寄り駅にもよりますが、物件はできれば駅から5分以内がいいというのが私の考えです)。築年数はかなり経っています。ただし、管理の状況はよく、環境や利便性等総合的に見て許容範囲です。
古い物件は候補からはずす方も多いと思いますが、私は、対象にしています。一方、駅から遠いとか、不便な場所は対象外となります。
事務所や自宅から歩こうと思えば歩ける距離です。といっても、かなり歩きます。
私は散歩が好きです。歩くのは苦になりません。
コロナウィルスを恐れるためステイホーム継続中ですが、ここのところとくに散歩がてらよく歩いています。おかげで、普段歩かない道も通ってみたりで、近辺(私が歩ける範囲)に対する理解が進んだ感じです。
散歩を兼ねて、物件の現地確認をすることもあります。
今も不動産全般で言えば価格は強気で出ていますが、個別に見れば、妥当あるいは若干割安感のある物件も出ています。表向きは強い価格でも、価格交渉がきいてほどほどの価格になる物件があります。お買い得と言えるほどは下がらない物件の方が多いと思いますが、個別の事情や物件の種類によって、買うのにわるい時期とばかりは言えないと私は見ています。
もう少し先になれば(今年のうちに)、その傾向は今より広がりをもつような気がしていますが、リーマンショックの時のように短期間で不動産全般が大きく値下がりするというような動きにはならないのではないかと考えています。
物件を探している方がおられましたら、個別に1つ1つ、気になる物件があれば価格交渉をしてみれば、それほど安くはならなくても、納得がいく物件が買える時期の一時期になるのかもしれないと、私は思っています。
とは言っても、安いとか高いとか、納得がいくとか納得できないとか、価値観は人それぞれです。私の感覚と(私ではない)他人の感覚は違うのですから。そもそも、未来のことは、当たるも八卦当たらぬも八卦と思います。
ところで、店舗ビルの空室(テナント募集)の物件が増えてきたと感じます。飲食店だったところの空室が目立つ気がします。
また、事務所ビルの状況について言えば、オフィスの賃貸物件は空いたらなかなか次が入らない(決まらない)傾向にあるようです。
東京では緊急事態宣言が6月20日まで延長となり、大部分の飲食店ではお酒の提供もなくなっていますが、人は外に出ています。
私は外に出たら歩いています。他人が私を見たら、出歩いている人の一人に該当するのかもしれませんが、私自身は、ひたすら散歩しているわけです。道路を歩きます。
とくに大きな道路では、けっこうな人が行き交うので、「けっこう人が出ているなあ」と私は感じるのです。そして、他の方々も同様に(「けっこう人が出ているなあ、歩いているなあ」)と感じるものでしょう。
それぞれは、どのような目的で、この道を今歩いているのでしょうか。
銭湯、スパ(健康ランド)など好きで行っていましたが、コロナウィルスが怖くて、ずっと行っていません。行かなくなって長くなると、行かないのが当たり前となり、行かなくても平気になったのは間違いありません。
コロナウィルスの影響により、会合や会食にも参加しなくなったので、お酒を飲む機会もなくなりました。飲まないのが当たり前になったら、飲みたいと思わなくなりました。お酒に関しては、飲まなければ二日酔いもなくなり、私にとってはプラスです。
銭湯やサウナに関しては、また行きたくなる時がくるのかもしれませんが、散歩か銭湯か、二つのうち一つだけしか選べないとしたら、少なくとも今の私は「散歩」を選びます。
元気でいられる間は、自分の足で歩いて、東京(江戸)に触れてみたいと思います。時々は、老いた母と一緒に、母が自分の足で歩けるうちに。
来週の日曜日、母の初回のワクチン接種を予約しています。来月、二回目の予約を入れていますので、それが終われば、高齢の母も、まずは一安心となるでしょうか。
皆さんは、コロナウィルスの影響で、何かが変わりましたか。
コロナウィルスの影響があっても、変えたくないことはありますか。
暑くなりました。皆さんもお身体を大切にしてください。
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美