カズシン・ブログ

カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。

この世界に法則があり秩序立っていると感じる人と、無秩序に感じて法則を確かめる人。理解するのか、行動するのか、様子を見るのか。3パターンの人がいる気がします。

2021.01.25

この世界には3パターン(3タイプ)の人がいると思います。

1.この世界はすでに秩序(法則)立っていると自ずから無理なく自然に理解(納得)できている人

2.この世界に法則(秩序)があるとするならば、1つずつ確かめてみようと行動してみて気づく人

3.この世界には秩序(法則)があると知っているが、確信はなく、周りの様子を見て行動を決める人

 

私の場合は、おそらく2番目です。

きっと、この世の中は秩序があり、法則があるのだと思います。そうでなければ、世界は成り立たないと私も考えるからです。とはいえ、なぜ、世界は法則を持っているのか、法則を持っていることの不思議さが腑に落ちなかった。(ただし、今は、法則があるからこそ、私はそれを世界として認識できるのだろうと思っています。)

だからこそ、私は、自分で納得できる、1つ1つの法則を見つけたいと思い続けてきたのでしょう。

一方、バランスが崩れ、無秩序が生まれ、例外が生じるとしても、いずれ収束し、新しい世界が構築される。そうした世界観を私は併せ持っています。

無秩序の中にある感覚に包まれて、例外に注目しがちな性質にも影響されて、世界がすでに成立しているという納得感を持てるだけの根拠が自分の中に芽生えず、いろいろ遠回りをしたり、人と違うものを見たり(見方が違うのか、見ている物が異なるのか)してきたようです。

直観が強く動くのですが、その直観はたしかに過去の経験に基づいているわけですが、未来の方が近づいている感覚も同時に生じてくる、そういうことが私の中にはあるような感じがします。

言葉で説明すると本末転倒も起こるように思いますが、現在が過去の延長にあるばかりでなく、未来の再現でもあるような。きっとそれは、要するにいわゆる、「直観的」ということなのでしょう。

 

この世界では、「常識」とか「バランス」や「おおよそ」など、それらについて無理なく生まれ持って感じられるようなタイプの人(おそらく1番目の人)が、過ごしやすい場所ではないかと思います。

そして、そうした人は、やはり、バランスがいい面があると思います。

バランスというのは、この世の中において、非常に優れた効果を発揮します。安定します。

世界が安定しているように、自分自身も安定する。それが1番目のタイプの人の持つ世界観ではないでしょうか。

 

2番目のタイプである私は、世界が不安なのか、自分自身が不安定なのかわからないですが、どちらかを安定させて考えると、もう一方が不安定になる、その繰り返しのような自己概念を生まれ持っているのではないかという気がしています。不安定だからこそ、一方の安定の上に立ちもう一方も安定させたいと願う側面もあった気がします。

しかし、そうして得た安定は仮の物であり、本当の安定ではないから、どうしたって壁にぶつかるわけです。

だから、手を伸ばして、世界に触れようと試みるのでしょう。世界の中に自分がいるという感覚ではなく、世界と自分の間にはぼんやりとしたわだかまりがあって、手を伸ばしてそこが世界であり、世界に触れているこの手が自分自身の手であるという実感、世界とのつながりをこの手で感じる積み重ねで、自分だけではなく世界の方も安定してくる、こういう感じがあるのです。いわゆる「主観的」ということでしょう。

 

2番目のタイプの人が「世界と自分とのつながり」に模索するとしたら、1番目のタイプの人は、「世界の内に自分があって、秩序立った世界の中で自分も安定している」という自己概念があるように思われます。

 

さて、3番目のパターンの人について。

1番目のタイプの人と2番目のタイプの人の間にあるタイプになりそうです。。

3番目のタイプの人の割合が多いのではないかと思います。大多数、多数派というのは、この層になるのではないかと考えるのですが、実際はどうなのでしょうか。

人数的に多くなる層であれば、人間社会への適応力は優れているパターンの人たちかもしれません。

 

皆さんは、当てはまりそうなパターンがありましたか。

1番目~3番目のタイプの人たちに心当たりはありますか。

 

ちなみに、私は2番目。母が1番目。娘2人のうち、1人が1番目、もう1人は2番目だと思われます。

 

人は一通りではないので、自分がどのような物の見方をしているのかの他に、その相手はどのような価値観を持っているのか、ということにも心を注いでいく必要があるのだと感じています。

 

皆さんは、どのように感じていますか。

 

カズシン株式会社

代表取締役 山内和美