カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2020.12.06
10数年前のこと。キャリア・カウンセリングの資格試験を受験するため勉強していました。
昨日は、当時受講していた講座の先生とクラスメート数名で、ZOOM(オンライン)忘年会。
先生とクラスメートとは、毎年恒例の忘年会が続いています。今年は、コロナウィルスの影響で、オンラインでお喋りとなりました。近況報告しつつ、『自己肯定感』をテーマに意見交換。
さて、おそらく明け方、夢を見ました。
不思議な夢でした。
夢に出てきた『その人』は、長く会っていないのですが気がかりを残していた人です。
『その人』と、します。
この夢の終わりのところのお話です。
『その人』は、自分で入口を見つけてその入口に入っていったと、『別の人』から聞きました。
(夢に出てきた『別の人』から。この人は過去に会ったことがない知らない人です。『別の人』と、言うことにします。)
その入口(道。トンネルのような感じの)は小さくて、こんな場所にあったのか、と見過ごすような場所にありました。
私は、「この道(入口)で、『その人』は本当に良かったのでしょうか?」と、『別の人』に質問しました。
『その人』が入口に入るのを見届けたと言う『別の人』が言うには。
その入口(道)に入る時、「この入口に自分は入るのだ。ここでいい。」と、『その人』は言ったそうです。そう言いながら、その入口に入り、進んでいったそうです。
そこで夢が終わりました。
しかし、私は、続けました。
「その人は、その道で大丈夫なのでしょうか? 本当にその道で良かったのでしょうか? その道を行けば、その人はいい人生に出会えるのでしょうか?」。
『別の人』(『その人』を見届けた人)は、私の質問に対して、こう答えたのです。
「さあ、それはわからない。その道を行けば、その人がうまくいくかどうかなんてことは。神様だって、わからないさ。」
これで終わりました。もう私も何も言わず、ここで終わりとなりました。
『神様だって、わからない』それが人生なのだと、納得しました。
私から見れば、「その道」を行こうとする人のその道が心配になる、行くべき道の選択にその人が失敗するのではと、気がかりを持ったとしても。
神様だって、わからない、そんなこと。
神様だってわからないことは、私にわかるはずはないのです。
皆さんは、どんな夢を見ますか?
その夢で、何か学びはありますか?
夢は記憶の整理だと言われますが、整理されている自分の過去に気が付くことで、次にとる自分の行動、感情面での反応も変わってくるのではないでしょうか。
過去の影響が形を変えて、自分の未来を作り変えていく。
良い思い出も、傷の深い過去の出来事も、中継地点の現在を通して、未来において柔軟に変化していく。
「こうであれば、きっとこうなる」といった法則みたいなものは、やはりあるのでしょうが、神様だってわからない、一人一人、個人の未来です。
「こうであれば、きっとこうなる」ということは、とくに人間に関して言えば、「こうであったことに私がこのように気が付けば、きっと次はこうなる」と言い換えていいのかもしれません。
そうであれば、「気づき」の持つ力は大きいと言えそうです。
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美