カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2019.11.18
最近思うのです。どんなことも「結論は一つ」だけど、そこに至る「過程は複数ある」な、ということ。
だから、どの過程を選ぶのか、どういう種類の過程をいくのか、がとても大切であるということ。
過程は自分一人で選べるものではなく、人は何らかの範囲で人と関わりながら生きているのですから、相手があって決められること。
自分勝手に過程を決めて独断で進んで、その結果がどうなるのか。相手を尊重して相手に合わせた、自分自身も納得のいく、合理的な過程を選択しての結果とどう異なるのか。
選択が異なれば、結果が異なるのだから、結論は一つでないのではないか、そういう印象も受けますが。
私の思うところでは、結果が異なるということは、すなわち、結論も別物であり、ゆえに、やはり「結論は一つ」と言えるのではないかと。
その結論とはたった一つしか無いものであり、他の結論であるとしたら、そもそもそれは別物であると考えるのです。
ただし、その「たった一つ」の結論にたどり着くための、過程は一つではなく複数あり、他者と関わる中でいろいろな動きが起こり、結果、一つの結論に行き着く。その一つの結論がほしければ、その結論に行き着く過程を選択し進まなければならないでしょう。自分がほしい結論に行き着くためには、その過程で関わる他者の個性や価値観などを尊重し、効果的に、合わせていくことが必要だと思われるようになりました。
過程で出会う他者を無視して、自分だけでその過程を自分勝手に進み、自分が望む結論に行き着けると思うのは、間違いである気がするのです。
他者には他者の過程があり、結論があることでしょう。自分と同じ結論に合わせてもらうためには、あるいは、結論が一つであることに気づいてもらうためには、少なくとも自分の方が他者と合わせて「その結論」までの過程は、他者の目線で歩かなくてはならないのではないでしょうか。
結論は一つ、過程はいろいろ、と思うのは、そんなことを思ったからです。
私は自分の中で腑に落ちれば、それが自分の考えとなり、生き方となるようです。
皆さんは、いろいろなことをどうやって決めていますか。
私は、いろいろなことをこうやって決めています。
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美