カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2021.04.17
レジャーホテル(ラブホテル)売買物件の決済・引渡しが無事に終わりました。客付してから半年くらいかかりました。
半年でも長い方とも言えません。決済までは気が抜けないですが、取引が完了すると、また次の案件(物件)への取り組みに気持ちが入ります。
一つの案件(物件)だけに集中していることもありますが、通常は、複数の案件(物件)が少しずつ動きながら、そのうちの一つが売買契約や決済引渡しのタイミングにありここに集中している感じです。
コロナ禍、以前は売上が良かったエリアが全般的に落ち込み厳しさが目立つ半面、あまり売上が落ちないエリアもあります。かえって売上があがったというホテルの話も聞きます(改装の効果ほか個別の要因もあるのでしょうが)。
ところで、レジャーホテル(ラブホテル)売り物件の情報としては増えているような気がしますが、おおむね価格は安くなっておらず、コロナウィルスの影響を受ける前の相場感からあまり変わっていない印象を受けます。
コロナウィルスの影響があり、まだしばらくこの状況は続きそうだから、売上も落ちていることだし売りに出してもいいか、とのお考えで、実際に売りに出される方もいるわけですが、希望価格で手が上がらなければ、急いで売る必要もない。
したがって、売主様と買主様の価格が折り合うまでは相応の時間を要するのは、コロナ禍であっても、おおかた変わりはないのではないかと私には思われます。
これから先、状況は変化していくところもあると思いますが、コロナが収束すれば売上も元に戻ると考えられているエリアや物件においては、大きな値崩れは起こらないのではないかと思います。
半面、コロナウィルスの影響を受ける前から、売上の下降傾向が気になっていたエリアや物件の場合は、思い切った価格まで下げないと取引が成立しないような気はします。
そして、コロナウィルスの影響を受ける前は人気のあるエリアや物件であったとしても、ウィズコロナを経験し、世の中の変化が明らかになるとともに、新しい波にのまれてしまって、元通りには回復しないエリアも出てくるような気がしています。
さて、また次の物件の成約に向けて、気持ちあらたにがんばります。
皆さんのお仕事の状況はいかがですか。
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美