カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2020.09.26
昨年の夏8月から取り組みを続けていたレジャーホテル売買仲介の案件が昨日、契約となりました。
長かったです。また、いろいろありました。
いろいろあった分、レジャーホテル物件をあつかう中でも思い出に残ると思う案件となりました。
成約できること自体が困難で、奇跡でした。諦めないで「絶対、成約する」と思い続けて。その「絶対」という情熱がなければ、ここまでこれなかったと思います。
情熱が実り、成就しました。私の頑張りを支えていただいたのは、買主様の「買いたい」というお気持ちと、買主様に粘り強く取り組み続けていただけたおかげです。ありがとうございました。買主様へ融資していただけることになった金融機関の皆様のおかげも大きいです。おかげ様で、なんとか、ここまでたどり着けました。
そして売主様のおかげです。売っていただけなければ、買主が買うことはできません。
関係した方々の協力もあってこそです。
結果的に成果として契約できたということは、いろいろあったとしても、「パーフェクト」です。それほど、取引が難しいのがレジャーホテル物件だと思います。
決済引渡しまで気は抜けませんが、「契約」は大きな成果です。本当に良かったです。
ところで、本日、長女が一人暮らしを始め、この家を出ました。
社会人となり二年目、自立をしたい気持ちが強まったらしく、部屋を借りての一人暮らしのスタートです。
置いていかれたような寂しさもあります。巣立ったことに感無量です。
長女は、家を離れる数日前、次女にギターをプレゼントしました。
今、次女がそのギターで「カントリーロード」を弾いています。
カントリーロード、この道、ずっとゆけば、あの町に続いてる、気がする、カントリーロード
ジブリの『耳をすませば』
私(ママ)のことジブリ映画の『耳をすませば』の主人公 月島雫(つきしま しずく)の「母」に似ていると、長女(姉)が次女(妹)に話したことがあったそうです。
だからなのでしょうか。今日、次女(妹)は、何度もこの曲を弾いて歌っています。
この道は、あの町に続いている(気がする)。
我が家の暮らしの中で歩いてきた長女のこの道は、あの町で長女の夢に続いていることでしょう。
皆さんの道は、どの町に続いていますか?
次女が「おいしいね」と言ったテイクアウトのから揚げ、次女が喜ぶと思って翌日も買って帰ったところ、「毎日は食べられない」と言いました。この道にも脇道はたくさんあって、そういう全部を含めて、それがその人の「この道」なのでしょう。たとえが違う気もしますが、ニュアンスはありますでしょうか。
私が読んでいる「鬼平犯科帳」調子良く読み進めていましたが、このところホテルの契約に時間と気持ちをもっていかれて、6巻目でストップしています。波があるのも「この道」なのでしょう。
しかし、誰のどういう時の「この道」も「あの町」に続いていることでしょう。あの町に続いている、気がする、からこそ、人はこの道を信じて、あの町に、いつかたどり着けるのではないでしょうか。
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美