カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2020.08.11
ラブホテル売却のご依頼を受けて、客付けスタートしてからトータルで決済引渡しまで約1カ月半。勢いよく進展し、無事に取引が終わりました。
いつもは、こんなに早くはなくて、半年くらいは(3ケ月~1年くらい)かかるものですが、今回は早かったです。
売主様、買主様双方に喜んでいただけ、仲介としても何よりでした。
ところで、レジャーホテルの仲介業務に携わるようになって、16年が過ぎました。(平成16年1月~)
右往左往しながらも諦めないで、ここまで続けてきました。
一件一件どの取引も大切にしてきました。
一件取引に集中するごとに、自分なりに見えてくるものがあります。気づくことがあります。
どんなに頑張ってもほどけない糸。絡み合った糸で頭が一杯になって考え事を巡らしている時間が大部分です。
短くて3ケ月。半年くらい普通で、一年以上かかることもあるレジャーホテル売買仲介の現場。
案件が進展しない、動かない日々の中で、それでも自分の勘を信じて。売主様と買主様を信じて、粘り強く取り組みます。
16年、長くはなくても、もう短くもない年月。経験に今助けられています。
さて、昨日は、浜松町、大門あたりを散策してきました。間もなく80歳になる母と一緒に。
浜松町の駅を降りて、いくつかの名所を回りながら、最後に浜離宮恩賜庭園へ。
4時間ほどの散策を終えて、新橋駅から電車へ乗って帰りました。
暑かったです。ずいぶん歩きました。母は長く歩くと足が痛むので、途中少し休みながら。
ずっと来たかったと言っていました。一人ではもうこれないので、と喜んでいました。
親孝行と言えるほどのことではないですが、母の年齢を考えると、1つ1つが思い出になるのだと意識させられます。
次は、日本橋・銀座あたりを散策してみたいと思います。
母との巡り合いは、レジャーホテル仲介の年月よりずっと長いですが、母とこうした過ごし方をできるようになったのは、最近のことです。
仕事・仕事で、後のことはほとんど何もせずにこの年まできてしまったような感じです。
母が歩けるうちに、東京の街をこれからも時々一緒に歩いてみたいです。
母との散策の後、娘の誕生日を祝いました。大人に成長した娘の未来を祈ります。
自立した娘がたくましく私の元から羽ばたく日は間もなくのことでしょう。
皆さんは、誰と何をしたいですか? 誰とどこへ行きたいですか?
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美