カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。
2019.08.18
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ウサギとカメのことを書いていて、もう少し書いてみたくなりました。
ウサギは不正にずるいわけでもなく、卑怯なわけでもないと思います。
ただし、若い頃ウサギの良さについてもっと理解していたとしても、していなかったとしても、私は「ウサギ」になろうとはしなかったでしょう。
なぜなら、ウサギは、どうしたって途中で気を緩めて寝てしまうから。
ウサギであるということは、すなわち、「勝っている競争の最中に、負けにつながる致命的な失敗」例えば「寝てしまう」ことが避けられないということ。
完璧な戦いというのはあるようで無いでしょうから、誰もが失敗をするとして、致命的な失敗をするのか、失敗はしたとしても致命的なものではないのか、分かれ道はここでしょう。
ウサギは致命的な失敗をしてしまったのです。
ここで思い出すのは、大学受験の時のこと。
第一志望の大学、学部の受験中に、まさかで「寝てしまった」のです。
それも高得点をとれた国語の試験中に。目が覚めた時には、試験終了でした。
前の日にあまり寝れなかった分、眠気に耐え切れず・・・(元々合格は難しかったと思いますが)
「受験前に不眠症になり、病院へ行ったことは自分あるけど。受験中に寝るなんてことは・・・」と、周囲から驚かれて言われるような、そういう失敗をしてしまいました。
これほどわかりやすい例でなくても、全般的に、大人になるかならないかまで私は、カメのように地道に努力を続けるというやり方は向いてなかったです。
今でもそうなのかもしれません。
いくつかの、いくつもの失敗をした結果、「寝てしまっては何にもならない」ということに気づいたのか、できる範囲で、寝てしまわないよう「地道」を意識するようになったのかもしれません。
気づいたら、「ウサギ」より「カメ」の方が馴染みになるくらい、自分に根付いただけかもしれません。ウサギのようにならないようにしてきた結果、カメさんに。
戒めが現実を取り込んで、影響を与えたような気もしてきます。
皆さんは元々はウサギさんでしたか? 元々からカメさんでしたか?
カズシン株式会社
代表取締役 山内和美