カズシン・ブログ

カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。

1つ気づいたことがあります。ちょっと哲学・・・?

2019.07.14

子供の頃、私の兄は大層優秀でした。内外いずれでも、優秀な兄と比べられているように感じられる環境のせいで自分の中で自信の無さが生じたのだと、そう思っていました。

また、男女差別というか、区別と言えるのか、そういうものがまだ根強かった時代や地域社会、環境で生きてきたから、その反動というか違和感から、私は、そんなこと関係ない自分自身の足で独り立つ人生を生きたいと思う方向性をもち夢見たのだと思っていました。

たしかに、そういった要素が無かったことはないのでしょう。

しかし昨日、何人かで、いろんな話をしている最中に、はたと気づいたことがあります。

私のそういった性別や優劣に制限されない生き方への憧れというのは、私の中に元々固有で持っていたものだということに、気づいた瞬間がありました。

同じ時代や地域社会や似たような環境で育ったとしても、私と同じように思う人ばかりではないでしょう。

性別や優劣、国籍や家柄、親がどのような人であったのか始め世間の評価や諸々のいろいろな違いに制限されない生き方をしたい、他人についてもそのようなことでその人を貶めたりしたくない、そういう気持ちがずっと強かったです。その心の底の私の中に有る明確な意思というものが、どこからきているのか。

13か14歳の頃には、すでにその意思が自分の中に強くあったことに焦点が定まりました。

一つの瞬間、気づいたのです。

それは、私固有の性質からきているということ。

私はそういう意思を持つ。それが私自身ということでしょう。

ずっと見えなかったことですが、結果的に、この年になり、納得する答えに行きつきました。

長年のもやもやというか、恨みというか、ネガティブな気持ちが、自分の中で和解となりました。

折り合いがついたというか、他人や環境のせいではなく、自分自身の問題である以上それは自分自身との和解ということになり、収まりがついた感じです。

私は13~14歳で、「(海外のことはよくわからないですが、一言で括るなら)グローバル・公平であること」を生き方の信条とし、その信条を自分にも他人にも実現できるよう自分自身の足で独り立ちできる人間になろうと、早速明確に決めていたのです。

なるほど、です。

いくつになっても、気付きがあるものですね。

そして、何より話ができる「人」がいることに感謝です!

 

カズシン株式会社

代表取締役 山内和美